火災報知器の費用
さて、先ほどは火災報知器を褒めちぎったが、いいことばかりではない。
当然だが、お金がかかる。家族を守るためのお金としては安いものだが、どれくらいかかるものなのか少し見てもらいたい。
住宅用火災警報器は、配線工事が不要のものや、配線工事を行って出火場所以外にも火災を知らせるタイプなどがある。それぞれ65℃前後の温度で警報を発する「熱式火災警報器」や、50cm程度離れたところからタバコの煙を吹きかけると警報を発する「煙式火災警報器」などがある。価格も同じくらいなので、どちらが良いとは一概にはいえないが、タバコを吸う方がいる場合は「熱式火災警報器」をお勧めする。
また、火場所以外にも火災を知らせるタイプをのぞけば、ほとんど全部屋に火災報知器を取り付けなくてはならない。警報器1つ当たりの値段は概ね5,000円から10,000円程度。住宅の大きさや間取りなどによっても異なるが、一般の2階建て住宅では3〜5個の警報機器設置が予想されるため、家庭には30,000円程度の負担増は避けられない。
出来るだけ支出は抑えたいものだが、家族を守るためには仕方のない支出でもある。「火災報知器について」を読んで、少しでも火災報知器の有用性に気づいてもらえたなら、火災報知器を取り付けるのがベストだが、それ以外の対策も講じてもらいたい。